将来インターネットアーキテクチャ

研究者の利用を前提に設計されたインターネットは、モビリティ、セキュリティ等の機能が組み込まれておらず、 さらに商用利用開始後、新機能がアドホックに追加され、これ以上の機能拡張は困難です。 これに対して、アーキテクチャをゼロから見直した、将来インタネットアーキテクチャを目指しています。 例えば、現在のホスト指向から、 情報 (コンテンツ) の名前で通信相手を指定する Information Centric Networking (ICN) に着目しており、 命名手法、経路制御、プライバシー、インターネットからの移行など多数の課題に取り組みます。 またセンサや災害時ネットワークのようにエンドエンド通信が提供されない Delay Tolerant Network (DTN) 等のモビリティ環境において、 情報流通を可能とするアーキテクチャも検討します。  

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将来インターネット概要図

脳や生物に学ぶネットワーク制御

ネットワークは大規模化・複雑化の一途を辿っており、従来のアプローチでは制御が困難になりつつあります。 一方で、自然界、とりわけ生物界では、個の単純な振る舞いによって、 複雑かつ大規模な系が理路整然と構成されています。そこで、これらの振る舞いや原理を解明する生物学、 脳科学、物理学などの学術分野との融合によるネットワークの新たな制御パラダイム創造を目指しています。 例えば、大脳皮質や細胞の発生に重要な役割を果たしているグラディエントを応用したネットワーク制御、 また、環境の変化に適応的に振る舞う生物の重要な役割を果たしている生体ゆらぎを応用したネットワーク制御方法の研究に取り組んでいます。

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脳に学ぶネットワーク制御概要図

超大規模ネットワーク分析

スマートフォンやセンサなどの普及につれて、 ソーシャルネットワークサービス (SNS) ユーザによるソーシャルネットワーク情報やセンサによる位置などの センサネットワーク情報がビッグデータとして蓄積されています。 これらネットワークビッグデータを解析、活用することで、人人の間で新たな情報流通サービスを提供したり、 情報流通を高度化、高品質化することを目指しています。 例えば、ソーシャルネットワークにおけるコミュニティの状態やダイナミクスを推定したり、 膨大なセンサから構成される複雑ネットワークの性質を明らかにする研究を進めています。 さらには明らかにした性質を活用して、情報流通を高度化することを検討します。

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超大規模ネットワーク分析概要図

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